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まごころヘルパー/ 多恵ちゃん日記

2004年2月15日号─

新米のヘルパーが目を潤ませて
手を握り「よかったね」と喜んだ


 やはり寒い朝である。
 案の定、主力のヘルパーから風邪を引いたので休ませてと連絡があった。田中さんはいないし、井上さんと午前、午後と交代で入ろうと話していたところに、若いヘルパーが「子どもがおたふく風邪にかかったので、休ませて」と言ってきた。
 2人で慌てた。他のヘルパーにも応援をお願いして、どうやら利用者に穴をあけないで済んだ。皮肉にも悪いことは重なる。でも、身体の調子が悪い時は、仕事に実が入らない。早く治してほしい。
 ヘルパーが、仕事の帰りに事務所に寄り、聞いてくれと言う。「今まで新米の自分を拒否していた利用者が、今日は『ありがとう』と言ってくれた」と、目をうるませながら話した。私も思わず手を握り「よかったね」と、彼女と喜んだ。
 1人の人がずっとヘルプしていたので、やはり2人体制にということで、彼女を当てたのだが、頑固なおじいさんなので心配していた。
 ずっと逆らったり、口も聞いてくれなかったり、怒ったりしていたYさんが、ようやく心をほぐした。2人に拍手を送りたい気持ちだった。5ヶ月くらいかかった。
 孝行なひとり息子さんが、晩だけ泊まりに来られるのだが、やはり淋しいのだ。奥さんに死に別れ、まだそんなに年月が経っていない。利用者の気持ちも分かるが、ヘルパーもよく辛抱してくれたと、嬉しかった。
 午後、家が分らないので、井上さんと2人で1人暮らしのTさんの家に行く。優しいおばあさんで、マンションで1人で暮らして居られる。下の階に娘さんが居られ、安心な環境だが、娘さんも働いて居られるので、昼間は淋しい。お話にきりがなかった。
 目先の仕事に追われ、この頃訪問していない。時々こうして利用者とお話することも大事な仕事だ。喜ばれる。ヘルパーが行くのでいい、ではいけない。出来る限り廻らなければと、反省した。休んだヘルパーに感謝した。
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category総合  time2011-09-07 13:39