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まごころヘルパー/ 多恵ちゃん日記

2003年5月15日号─

 今日から風薫る5月、新緑が目にまぶしい。朝「まごころの家」の利用者をお迎えに行く。木曜日は人数が多く、ボランテイアで送迎してくれる人だけでは間にあわない。OさんやAさんが待っていてくれる。少し痴呆はあるが、普通の人となんら変わりはない。いつも丁寧に有難う、有難うと感謝してくれる。やり甲斐を覚える瞬間である。
 それにしても、一昨日睡眠薬が効きすぎて、緊急入院されたOさんが今日退院させられ、施設に面談にいくように云われたとお世話されている方から電話があった。病気ではないので退院させたのだろうが、面談に行くのは施設ではなく、精神病院なのだ。施設は順番があってすぐには入られないからだろう。
 電話を聞いて哀しくなった。近所で子供の頃から世話になったという人が面倒をみて居られるが、その人も身体が弱いので、説得されてやっと私達がヘルパーに入り始めたばかりだった。夜徘徊されるので睡眠薬を飲ませるのだが、身体が小さく薬の加減が難しい。退院されれば私達が交代で夜オムツ交換に行く予定だった。夜介護に入ってもいいので、病院には行ってほしくない。帰りながら、早くグループホームがほしいとつくづく思った。
 もう1人悲しいお年寄りがいた。「まごころの家」が開所したばかりの時、フラッと1人のお年寄りが来られた。その時は痴呆も目立たず、近所の市営住宅に住んでいると云われた。記念に玄関で写真を撮ったのだが、先日警察から電話があり、その写真を持ったホームレスの方の住所が分らないかと問い合せがあった。ひかえておいた住所はでたらめ だった。その時からホームレスだったのだろうか?痴呆がひどくなり、警察も困っているようだった。
 痴呆、いつ誰が病むかもしれない。家族にとっても哀しい現実である。家族のためにも安心して入れられる施設が、ほしいものである。つくりたい。
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category総合  time2011-01-24 10:14