競争せんと、共創しなはれ!

競争せんと、共創しなはれ!

 はんしんワーカーズコープ
(兵庫県尼崎市)

 はんしんワーカーズコープは2014年に7 人の仲間が立ち上げたワーカーズコープです。造園・緑化とケア事業を柱に「オモロイ」ことで地域づくをコンセプトに、多様な活動をしています。

「安心安全の食べ物をできるだけ自分たちで作りたい!」そんな想いから米や野菜づくりに取り組んでいます。「消費から体験」へ価値が変わっていく中で、少しでも「自給」する事でお金以外の価値や生活のあり方を考えています。

 地域の人たちが参加する無農薬農業の取組みは、自分たちが食べるものは、自分たちで作る「食の自給」を推進する活動や、食べることを通した地域交流・みんな食堂「ごはん・ど・きっちん」と繋がり、いろんな人たちが出会い、話し、何かを創る場所となれるような活動をしています。
 2017年には、地域の活動や仕事をみんなで考えて創る拠点「地域共創Lab」を市内の商店街に構えましたLabは現在、商店街の人たち、学生やその他いろいろな人が集い、地域活性化やソーシャルビジネスについて語り合う場になっています。
最近では、企業との協同も生まれ、小中学生が様々なIT技術や工学を楽しく学ぶ場もできました。

 ある日、商店街の方から「自転車と歩行者の衝突事故に悩んでいる」という話を聞きました。
何とかしたい!と思い、自転車の押し歩き競技イベント開催に参加しました。商店街のみなさんに混じり、企画段階から関わり、行政職員も巻き込んだまさに「共創」の形で、地域の悩み解決に取り組んでいます。
これからもみんなで
楽しく、そして正しいことができる活動を、沢山作っていきます。

 

 そして私たちは、働くことに困難を持つ人たちとともに働くことにも取り組んでいます。就労支援という形で、いろんな人たちと出会います。
「戦力として働けるか、できないか」を基準に判断する
現在の支援のあり方では、「どこかでつまずくと、またひきこもってしまう」の繰り返しになってしまします。
私たちは、そういった画一的な関わり方ではなく、地域のゆるい社会関係の
中に混ざり合い、違いもお互いに理解し合って、居心地のいい場所で仕事をしたり、活動に参加することができるチャンスがあることが必要ではないかと思っています。
多様な関係性の中で自分を取り戻し、たとえ失敗しても戻ってこられる居場所があり、そこで社会における役割を取り戻していくことが、本当の就労支援だと考えています。

 ともにはたらく取組みはさまざまです。ボランティアとして参加できる活動が「護美(ごみ)奉行プロジェクト」です。
楽しく、誰でも参加できる地域の活
性化のためのプロジェクトです。
そこで私たちは「刀とんぐ」を発案しました。日本刀をデザインした掃除用
のゴミばさみで、それを持てば誰でも地域美化に貢献できる「護美(ごみ)奉行」となることができます。年齢問わず、参加は自由。トング製作とごみ拾いイベントの参加者は200人を越えました。

 Labでは、ものづくりや販売ができる「チャレンジショップ」を開催しています。ここでは起業を目指す人たちの集いの場にもなっています。

 立ち上げメンバーの7人は、はんしんワーカーズコープを立ち上げる前に「解雇」を経験しました。働きたくても働けないということ、はたらく場所がなくなった不安・・・様々な経験をした仲間たちです。

私たちの使命は、
人々の協同・連帯の力で、働きたいと願う誰もが働ける社会を創ること

 楽しい・面白い・チャレンジで、人と地域に役立つ仕事を創ります。 

 

はんしんワーカーズコープHPはこちら

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