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2014-10-25

林業で仕事おこしへ 広島・登米で初開講

 労協センター事業団但馬地域福祉事業所(兵庫県)に続き、広島県広島市、宮城県登米市の2カ所で、林業を学び、仕事をおこしていく講座事業が始まっています。

広島 林業・木質バイオマス プロジェクトが力に
 労協センター事業団広島事業所は、広島県の委託訓練として「再生可能エネルギー・林業科」を9月17日に開講しました。
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広島の訓練の一場面


 受講生は3人の女性を含む、20~40代を中心とした12人。自伐林家を目指している20代の夫婦、東京で仕事をしていたが地元で仕事をしたいと戻って来た若者、移住者など。
 12月16日までの3カ月間の訓練で、チェーンソーの資格取得も含め、持続可能な林業としての自伐林業と木質バイオマスの活用等を学び、協同労働による仕事おこしをしようというもの。
 開講に大きな力となったのは、広島県生活協同組合連合会の岡村信秀会長(現労協センター事業団顧問)が呼びかけ人となり、生協ひろしま、広島県庁、一級建築士、ワーカーズの5者で昨年11月に発足した「ひろしま持続可能な林業と木質バイオマス利用プロジェクト」。県商工労働部局長、職業能力開発担当課などを回り講座が決定。プロジェクトに中国新聞の論説委員が参加していたことから、高成田健中四国事業本部長のインタビュー記事が掲載され、開講を広く知らせることに。
 すでに岡村顧問、NPO法人「土佐の森・救援隊」の中嶋健造理事長による「就労創出」「林業基礎」の講義が行われ、林業を中心とした仕事で暮らしていくイメージが見え始めたという参加者も。
 また、広島事業所で実施している協同労働プラットフォームに参加しているグループから、この職業訓練に参加している若者とともに地域に必要な仕事をつくっていきたいという声も出ています。

登米 震災対応人材育成を活用
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登米では市民フォーラムも


 ワーカーズコープ登米地域福祉事業所きねづかの里(宮城県)は、登米市震災対応人材育成事業(震災復興・企業型)による講座を10月6日に開講しました。15年3月31日までの6カ月間、仕事おこしへ向かう講座を受け、緊急雇用として賃金が支給されます。
 仕事おこし講座、地域調査、介護職員初任者研修、起業準備のほか、選択制で林業家育成研修、生活支援コーディネーター研修と農カフェ、直売所、グリーンツーリズム研修を設定。食、ケア、エネルギーと複合的な事業で里山再生によるまちづくりをめざします。
 林業のコースを選択した4人は、10代、20代、40代、60代で、仕事を始めたいという若者から山林所有者で山の管理を考えている人まで。
 講座を行う鱒淵地区に関わるきっかけとなったのは、登米市長からその地域にある廃校活用を提案されたこと。地域の区長や自治会長と協力し、企画書を提出。その中核に里山再生を担う人材育成を据え、そのうちの1つが自伐林家の育成です。かつて林業で栄えた地域で、「地域再生の最後のチャンス」と期待を込める地元の林業家などの協力も得て、事業を提案しました。
 開講後には、市民向けのフォーラムを開催し、鱒淵地区や里山資本主義に関心のある登米市の住民など数十人が参加。「過疎を逆手にとる会」の和田芳治さん、「土佐の森」の中嶋理事長が講演。里山の資源を活用する可能性を広く知らせ、地域の人々と共に可能性を切り拓いていきたいという思いです。
 「鱒渕地区に住みたい」というワーカーズコープの新人の事務局員のために、地域の人が住居を探してくれるなど、一緒に地域の未来をつくっていきたということに、共感が広がっています。
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category総合  time2014-12-01 16:57