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緊急通信第3号

(通達としていたものを通信と改める)
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
同 センター事業団本部
3/11 大震災対策本部・本部長 永戸 祐三

1.3/12,福島原発で爆発が起こり、周囲に放射性物質が放出するという最悪の事態となっており、被爆した人も多数にのぼると思われる。また、震災、津波、火災にあって、多くの地域で地域まるごと生命が奪われてしまっているという悲劇的な被害の実態が明らかになりはじめている。
 私たちが最初から恐れていた、女川(ビホロ事業団)、石巻(石巻事業団)も、常勤者もろとも事務所が津波にさらわれたのではないのかという、いやな予測が本当ではないのかと思わされている。
 震災の甚大な被害と、それを更に上回る原発の爆発は人々の生活を根源から攻撃し破壊するものになろうとしている。原発は第1号機と同じ状態が2.3.4号機にも起こっていると報告されている。
 「日本国民は、地震列島の海岸線に54基もの原子炉を林立させている愚かさを今こそ悟るべきである。3基が建設中だが、いずれも地震の危険が高い場所だから直ちに中止すべきだ。運転中の原子炉も一旦停止して総点検する必要がある」(石橋克彦 神戸大名誉教授「地震学」毎日3/13)
 経営する東電や原発を推進する権力者達はこうした事態に遭遇した時の常套句「想定外」をまた繰り返している。07年 新潟中越沖地震による東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の時も「想定外」の繰り返しだった。一体誰がこの現実、この事態に対する責任を取るのだろうか。被害者は常に一般市民 大衆である。原発を膨大な税金を使って推進した者たちは最も重い犯罪者として歴史的な裁きを受けねばならないことを今日の事態は示しているというのは言いすぎだろうか?私は怒りを持ってそう断じたい。

2.3/13朝は、大変な困難が予測されることを覚悟の上でセンター事業団東北事業本部の若手4人が陸路で仙台へ向けて本部を出発した。彼らは2つの会議参加で東京(とその周辺)で任務についていたことによって偶然震災の地にいなかった仲間達で、その中には両親と同居していて、全く連絡が取れないというような不安を抱えながら(という仲間も含めて)現地へ向かうこととなった。もうひとつの部隊4名は庄内空港を経て別ルートから仙台へ向かうこととなっている。
到着次第現地対策本部を設置し、本格的な活動を開始することにしている。

3.次のように課題・任務を遂行する
(1)仲間とその家族・親族の安否を直ちに確認する。
(2)今、私達がやりうること・やるべきことを明確にする。
(3)仲間の生活と仕事の再建のための必要な手だてを定める。
(4)全国連合会、センター事業団の総力を挙げて、仲間と地域(地域の人々)の生活の再生・再建のために、文字通り物心両面の全面的支援体制をつくり上げる。
(5)全国の仲間に多大な要請を求めることになる

 是非よろしくお願いいたします

4.本地震のマグニチュードは3/13午後、8.8から9.0に修正された。原発4基の本当の状況はいまだ不明。
 日本は事あるごとに「唯一の戦争による核兵器-原水爆の被爆国・被爆国民etc・・・」と表現してきた。この言葉の下で何故これだけ多くの、きわめて不安定で危険極まりない原発の建設となってきたのか。
 しかも巨額の税金をつぎ込んで建設され続けてきているのだ。地震による惨状を見るにつけ、安心・安全な社会をほんとうに誰がつくりうるのか。
この時にこそ、被災した人々の重い重い苦しみに思いをいたして、みんなが考えねばならない時だ。
time2011-03-13 20:31