当ウェブサイトでは、「ウェブサイトの利便性向上」と「動きのあるデザイン」を目的にJavascriptを使用しております。
これらを正常にご覧になる為には、お使いのウェブブラウザの設定でJavascriptが有効になるように設定する必要が御座います。
詳しい設定につきましては現在お使いのウェブブラウザのヘルプをご参照ください。

«Prev || 1 | 2 | 3 | 4 || Next»

2011-09-29

山を買い、総合的作業施設

2カ年計画 地域復興誓う総会

 企業組合ビホロ(宮城県女川町)は、7月23日に第11回通常総会を開き、「震災復興2カ年計画」実現へ決起しました。 津波で、拠点としていたビホロ会館全壊、取引業者全滅、数百万円の回収不能金発生などの厳しい状況に追い込まれた企業組合ビホロは、第11回通常総会を組合員52人中30人が出席(12人委任状)して旭が丘集会所で開きました。
 高潮の度に浸水する事務所、BDF事業の施設などを1カ所にまとめるため、山を購入し、地域の人たちのたまり場にもなる地産地消ハウス(産直市)、事務所、職業訓練もできる施設なども建設しよう。森林・環境整備事業への挑戦、脱原発・再生可能エネルギーにも取り組もうと志高く、復興を誓い合いました。(ビホロ・野口正晃)

地域復興に全てを懸ける
事務所やBDF事業などを集約、産直市も

 企業組合ビホロの第11回通常総会に先立ち、労協連東北復興本部の田中羊子本部長が「協同労働の協同組合の歴史と今」と題して、労協立ち上げ時の苦労話や現代における必要性について講演。身近な話題を織り交ぜた話で、組合員の共感を呼びました。
 また、労協連の「第32回定期全国総会」の3オープニングで上映されたDVD(震災時の状況など)を鑑賞、色々な思いが込み上げてきました。
 総会では、被災した組合員から「避難の最中に家族と別れてしまい避難所を探してやっと巡り逢えた」「町が燃える様子を高台から呆然と眺めた」などの生々しい体験を語ってもらいました。 受託元の被災、倒産等で未回収金が急増、約5千万円の損失が繰り越されました。仕事も失いビホロを去る組合員も。しかし、「震災復興2カ年計画」を軸に意気高い総会となりました。
続きがあります
time10:00

2011-08-22

伊丹労協のっくおん ─ 震災復興ボランティア

宮城県でヘドロ100 袋除去
「少しずつ希望を持てるようになった」

 6月10〜12日、宝塚医療生協の方々23人と宮城県亘理郡山元町わたりで、東日本大震災の復興支援の手伝いをしました。
 震災から3カ月経つのに、復興が全く進んでいない様子に驚かされました、現地の方も、「未だに復興計画すら立っていない」と話してくれました。
 雨の中、あるお宅の溝のヘドロ出しの作業を行いましたが、土嚢袋100以上のヘドロが雨に濡れ、とても重くて、大変でした。 作業後は、詰まっていた溝に水が流れると、涙ながらに喜んでくれ、本当に嬉しく思いました。しかし、復興するまでには、相当な時間が必要だろうし、ボランティアの数が全然足りないようです。それでも、「やっとやる気になった!
 少しずつ希望を持てるようになった」と言ってくれたことが、心に響きました。
(伊丹労協・のっくおん栗原諭)
続きがあります
time13:48

2011-08-15

83人利用 ─ ビホロで理容ボランティア

社会連帯が結んだ立川(東京)と女川(宮城)
 美容室HAREKE(ハレケ、東京都立川市)は、企業組合ビホロ(宮城県女川町)で理容ボランティアを6月27、28日に行いました。代表取締役の浅沼章さんとスタッフ5人が、ビホロの事務所の1階にある梶原美容室で、83人のカットを行い、地域の人とビホロのみなさんに喜ばれました。

「昔に戻りたい」の言葉に……
 「『早く復旧して仕事をしたい。昔に戻りたい』。カットをしながら話した年配の方の言葉が忘れられない」と、浅沼さん。「仕事をしている人は生き生きしているけれど、仕事を奪われた年配の方は、生きがいも奪われたように感じた」とも。

 HAREKEのスタッフの中には、「女川は、東京でどう報道されているの?」と聞かれた人もいます。
 カットに来た方の中には、普段から梶原美容室を利用していましたが、津波で山形の娘のところに避難、3カ月ぶりに戻ってきた高齢の女性もいました。ちょうど、理容ボランティアのチラシを見たので、訪れたそうです。若い美容師にカットしてもらい、「似合いますか。ありがとうございました」と、頬を染めて、嬉しそうでした。
 また、食品加工会社の方たちは、社内で口コミで広がったらしく、専務を始め若い従業員が次々にやってきました。若者らしく、頭の形や髪の癖などの悩みを相談しながら、「一番似合うスタイルに」と注文する姿も。 被災以来始めてカットする方も何人もいました。
 カットに来た方は、男性が多かったのですが、HAREKEのスタッフの明るい笑顔や接客に華やいだ一時になったようです。

“人の風評被害”を否定したい
 HAREKEは、4年前にスタッフからボランティアをしたいという声が上がり、全員で話し合い「最低でも10年間は社会貢献をしよう」と決めて、市民活動センターたちかわ(市民センたちかわ)に相談しながら、理容ボランティアをしてきました。
 東日本大震災後でも、宮城県の理容・美容師の団体にハサミなどを送ったり、郡山の避難所でのカットなども行ってきました。実際に被災した地域でボランティアしたい、とスタッフから声が上がり、市民センたちかわに相談。ワーカーズコープにつながりました。
 ワーカーズコープと市民センたちかわは、社会連帯活動として参加しているボランタリーフォーラムinTOKYO(主催:東京ボランティア・市民活動センター)の実行委員会や、立川市の幸児童館の地域懇談会などでつながりが出来ています。
 今回、市民センたちかわから紹介があった時、ワーカーズコープでは、1階が美容室のビホロがいいと、梶原三雄理事長に相談、すぐに受け入れが決定しました。
 ビホロでは、避難所ではなく、支援が手薄な自宅で暮らす高齢者を対象に、理容ボランティアのチラシを600部配布しました。
 梶原理事長は、理容ボランティアに「地域の方々に感謝された。また、スタッフのみなさんもすごくいい人たちで、私も楽しく受け入れることが出来た。これからも人間的につながっていきたい」と喜んでいました。ビホロの女性たちは、ハサミの使い方やスタイリングに興味津々だったとも。
 浅沼さんは、「いろいろな人に今回のことを話すと、被災地ではボランティアずれしているから、いろいろ嫌な思いもするよ、と忠告もされたが、実際に来てみてそんなことはない。供人の風評被害僑を否定したい。復興にはまだまだ時間がかかると思うので、これからも役に立ちたい。スタッフたちは、次のボランティアを考えている」と意欲的です。
 社会連帯活動が、立川と女川を結びつけました。 
time10:57

«Prev || 1 | 2 | 3 | 4 || Next»