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大震災・復興連帯通信 第8号

労協連合会・センター事業団
3.11大震災対策本部  本部長 永戸祐三

立ち上がる東北の仲間たち 奮い立とう全国の仲間たち


東北関東大震災の被災地では、ようやく物資の供給が進み始めていますが、事態は相当深刻であり、引き続き支援を長期的に取り組むことが必要となっています。
昨日から、労協連合会関連の救援物資も、以下のように現地に届いています。全国各地から、必死で生き抜こうとする東北の仲間たちへ、心のこもった支援のエネルギーが広がっています。
対策本部では、一昨日から物資の配送に全力を注ぎ、19日14時現在8便の配送が現地に向けられました。初めて現地入りした仲間からは、改めて被害の甚大さを目の当たりにし、言葉にならない驚きの報告を受けています。そんな中でも、東北各地の仲間は、必死に自分たちを奮い立たせ、周りとも協力し、周りのみんなと地域のために、懸命になって動き回っています。

引き続く物資の支援を、来週さらに具体的に呼びかけます


1次的な物資の配送は終わりつつありますが、依然として必要なものがたくさんあります。電気・ガス・水道の復旧はまばらですが、ガスコンロや水などが届き始めたため、緊急用の食料だけではなく、通常の食料の確保も重要になってきました。明日以降、改めて支援が必要な物資をまとめ、全国に呼びかけたいと思いますので、宜しくお願いします。

長期化する支援の焦点は義援金 億単位のお金集めを全力で


また、今後の焦点は、金銭的な支援と人的な支援に移っていきます。7号でお知らせしたとおり、来週には労金の口座で「全国社会連帯機構 義援金」を受け付けることになります。様々な物資の調達や、仲間の生活を確保するための資金など、億単位の膨大なお金が必要になる見込みです。仲間内はもちろん、周りの人々にも呼びかけ、来週以降義援金の取り組みを最重視していただければと思います。
また、野田村に入った仲間の話では、物的支援以上に必要になっているのは、瓦礫の山と化したまちを取り戻す「人の手」であり、組織的な片付けと支援のチームが、これからひつようになります。東北でも支援体制の組織化に入りますが、全国から、一定期間支援に入れる人々をチーム化して、現地入りする準備を開始していただければと思います。
週明けから、支援に入れる環境が整っている地域を選定し、順次支援チームを派遣したいと思いますので、「支援隊」の結成を各組織で進めていただければと思います。

世界中の仲間からも、連帯と支援のメッセージが


世界の協同組合の仲間から、連帯と支援のメッセージをたくさん頂いています。あわせて、CICOPA(世界労協連)とアメリカ労協連からは、日本の労協連への義捐金の申し入れを頂いています。

*労協連あてメッセージ
・CICOPA(世界労協連)
・Felice Llamas氏(国連協同組合担当)
・Richard Arceno氏(Bigay Buhay Multipurpose Cooperative(フィリピン)会長)
・Melissa Hoover氏(アメリカ労協連事務局長)
・Ruben Villa氏(スペイン)
・Ural Ornek氏(OR-KOOP(トルコ))
・Lee-sun Son氏(1318 Happy Zone(韓国))
・Mirko Nodari氏(Cooperatives Europe(ICAヨーロッパ)
・Robert Marshall氏(西ワシントン大学文化人類学部教授)
・Xiaomin Yu氏(北京師範大学准教授)
・Woo Mi Hyo氏(愛を分け合う会(韓国))

*日本の協同組合あてメッセージ
・Pauline Green氏(ICA(国際協同組合同盟)会長)
・Chan Ho Choi氏(ICAアジア太平洋地域(ICA-AP)事務局長)
・Manuel Marino(ICAアメリカ事務局長)
・Giuliano Poletti氏(Legacoop(イタリア)会長)
・Sunil Silva氏(スリランカ協同組合協議会会長)
・Iris Menendez氏(キューバ諸国民友好協会代表)
・Aisyah Yusuff氏(元マレーシア協同組合大学)
・Aba Smith氏(ガーナの協同組合関係者の方)

復興支援の協同とネットワーク化へ


ドラッグセイジョーさんでは、取り扱い物資の確保のほか、社員に呼びかけて家庭から必要物資を集める取り組みをやるので、配送して欲しいという依頼があります。
横浜の若者自立支援で一緒に取り組んでいる「K2インターナショナル」からは、新年度の若者ベースキャンプを東北の地で行い、若者たちが復興支援に取り組めるよう、労協と組んでやりたいという申し入れもあります。
石巻のNPOからは大学生と一緒に労協の支援活動に協力したいという声も。
これから人的支援も必要になってきますから、このネットワーク化が一番大きな取り組みになると思います。阪神大震災のときに比べて、圧倒的に地域で広がってきたネットワークが試される取り組みです。

救援物資の配送状況
・秋田便(秋田運送+富田)
  3/18朝出発し大崎に荷卸 → 大崎の仲間が石巻へ
 ↓
盛岡経由で野田村へ 事務所は跡形もない状態
 ・尼崎便
   3/17夜出発し、石巻へ → →さらに女川へ、梶原理事長と対面!
 ・伊丹便
   3/18夕方出発、本部に立ち寄り、大崎の仲間と合流し、19日夕方石巻に
 ・大阪便
   3/18夜出発、19日昼過ぎに多賀城到着
 ・本部便
   3/18夜を出発、伊勢崎でガソリン携行缶をピックアップし、19日朝盛岡でタイヤを履き替え、運転手交替し午後野田村に
 ・東関東便
   3/19朝出発、伊勢崎でガソリン携行缶をピックアップし、矢板で野菜等を積み、夕方多賀城に
 ・新潟便
   3/18夜伊勢崎でガソリン携行缶をピックアップし、新潟に戻り、19日朝出発、15時過ぎに東北事業本部に
 ・新潟便2
   3/19昼出発し、夜東北事業本部に
 ・本部便2
   急遽、東北内輸送用のワゴン車を提供するため、3/19午後出発、浦和警察署で緊急車両指定を受け、夜東北事業本部到着予定

今後の救援物資の配送予定
 ・新潟便(未定)  ・東関東便(3/23出発)  ・本部便(未定)  ・北海道便(未定)
 ・神奈川便(未定)

全世界が注目する福島原発の危機的事態の進行への対策


 津波を中心とする災害の中から、奮い立つように復興の主体が立ち上がり、それに連帯する行動が始まる中、最大の懸念材料としていまなお福島原発災害の克服作業が続いています。災害本部としても、万が一の事態に備え、本部機能移転に関するシミュレーションも課題となっています。放射能汚染・計画停電・商品買占めなど、首都圏域でも生活困難が引き続く中ですが、改めて全国連帯・社会連帯を拠り所に、あらゆる事態に対応し、乗り越える強靭な復興・自立・再生の全体政策を作り上げ、26日の東北全組合員会議で意思統一できればと思います。なお、労協連合会理事会は、月末30日センター事業団理事会と合同にする予定です。
time2011-03-19 22:24